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千人鼓の会

ぽーんと伝う「日本の音」

2020東京オリンピックセレモニーにおいて1,000人で鼓を演奏する企画をオリンピック組織委へ提出しております。
順次デモンストレーションを重ねていきます。
会員募集中!
(社)千人鼓の会
理事長 望月太津三郎

9月26日(月)13:30開場 14:00開演
於:奈良県天理市陽気ホール
入場無料

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小鼓という楽器

ポン、ポンと聞こえる小鼓の音色。
あの調子を出すには少なくとも親子3代に渡り100年は打ち込まないといけないのです。そういう意味では小鼓というのはとても特殊な楽器です。

バイオリンのストラディバリウスを思い浮かべる方もいると思いますが、全く同じでどちらも長時間音を出し楽器を鳴らしていい音になっていくのです。

小鼓の皮は馬、胴は桜を使います。紅色の紐は調べ緒(しらべお:通常は”しらべ”と呼んでいる)といって麻を縒ったものです。

現在舞台でプロが使っている小鼓は大体100数十年、或いはもっと古いものを使っています。こういう古いものを特に古皮(こかわ)古胴(こどう)と呼びます。全ての小鼓が年数を経れば古皮、古胴になるかというとそういうことではありません。上質の物だけです。それ以外は単なる中古品です。その境界線はやはり小鼓の心得がないと分かりません。

写真の小鼓はおそらく40年くらい前の物ですがそれほど打ち込んでいません。現在の音では舞台での演奏は無理ですが少し鳴らせる方ならお稽古用として充分使えます。

今回購入を考えている方がいらっしゃるのでこの鼓を見ていただこうと思っています。
価格は鼓としては高くないけど和楽器を知らない一般的な感覚からすると高いように感じるんじゃないかなと思います。
こういったことが邦楽人口拡大の関門のひとつなのかもしれません。

2015052001